私の強みは「目標に向かって地道な努力を継続する力」です。 高校時代と大学時代を通して、習い事のクラシックバレエに取り組みました。 小学校から続けていたのですが、途中で挫折して辞めたことをずっと後悔しており、高校2年生で友人の発表会を見に行ったことがきっかけで再開しました。 そこからはブランクに負けぬよう必死に練習しましたが、始めは練習の振り付けもこなすことができず、発表会出演という目標に到底及ばないことが悔しかったため、高校時代は部活動、受験勉強と並行して週４回のレッスンに通いました。 加えて最大の課題の圧倒的な筋力不足を打開するため、腹筋・背筋５０回を毎日欠かさずに行いました。すぐ効果が表れず、特に受験勉強と重なった高校3年生の時は特に葛藤しましたが、４年間続けた結果、半年前の発表会では一人で踊る演目を与えられ、自信をもって演じることができました。また、高校の部活は周囲より遅れたスタートでしたが、目標を決めて効率的な練習を考え、最終的には団体戦に出場するまで上達することができました。 これらの経験から「積み重ねによる成果は偉大である」と学び、新しいことでも挑戦し、継続によって更新することを心掛けています。

大学生活では、サークル活動に力を入れて取り組んでいます。 テニスサークルに所属しており、そこではリーダーシップを学ぶ機会となりました。 今まではクラシックバレエなど、自身の踊りや表現、技術を磨いていくことに目を向けていたのですが、テニスではチームとして活動しているため、それまでになかった団体の中での自分の動きや意識が大切だと感じる経験になっています。 また、大学にテニスサークルが15団体ほどあるため、部員集めに苦労しましたが、小規模なサークルだからこそ、他にはないアットホームな雰囲気があることや、部員同士の仲が良いことをアピールした結果、活動に必要な部員数を集めることもできました。 この経験から、個人の技術や能力を磨くだけでなく、チームとして大きな結果を出すことの大切さ、やりがいを感じることができたと思います。

私は将来、「自分が学んだことで人に貢献していきたい」と考えています。 自分で新しいことを学び、経験していくことにも興味はあるのですが、それだけでなく、自分が得たものを誰かに伝えていけるような人になりたいです。 そのように思ったきっかけが、ある人から「人に教えることが上手」と言われたことです。それまでは自分が学ぶことに集中しており、誰かに自分が学んだことを教えることなど気にしていませんでしたが、無意識にやっていたことを評価してもらったことで、人に何かを教えることも自分の強みなのだと知ることができました。 社会人になってからも、自分が人として成長しながら、そのことが誰かの役に立てるような働き方、生き方をしていきたいと思います。